2020年1月に始まった日本での新型コロナウイルス感染拡大。
誰が今の生活を想像できたでしょうか。さまざまなイベントは中止、もしくは延期となり、密を避けた行動は人と人との距離感を変えました。 そのような中、日本臨床歯周病学会関東支部では、いち早くWeb講演会を開催し多くの革新的な取り組みを行いました。現支部長の清水宏康先生におかれましては、コロナ禍の難しい状況の中での舵取り、本当にお疲れ様でした。
次期執行部では「現地の熱量を感じ取れるリアル開催」と、「歯科医師、歯科衛生士が 共に学べる医院丸ごと参加」にこだわりたいと思います。
昨今、「人生100年時代」という言葉をあらゆる分野で耳にします。 そんな超高齢社会において、患者のQ0L向上に貢献することが我々歯科医療従事者の使命ではないでしょうか。
そこで今期の関東支部教育研修会の大テーマを「ライフステージを考慮した歯周治療」 と称して、2年間@若年期、A中年期、B高齢期、C老年期・フレイル期という順に シリーズ化して各年代へのアプローチを掘り下げていきたいと考えております。 さまざまな垣根を越えた、患者ありきの熱いディスカッションを大切にし、会場を熱気で包み込みます。ぜひご参加いただき、体感していただければ幸いです。 2年間、ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします
日本臨床歯周病学会 関東支部支部長/神山剛史