AI が補綴装置を作る時代に、歯科技工士はどんな未来を描くべきか
~AI 時代に淘汰されない、「臨床歯科技工士」の生存戦略~
私たちの仕事は、急速に進化する AI やデジタル技術によって変わりつつあります。口腔内 スキャンデータから自動でクラウンを設計し、ミリング加工まで一貫して行う技術が既に 確立され、補綴装置の作製は以前にも増して効率化されています。
しかし、補綴装置が患者一人ひとりに最適で、口腔の健康を長く保つためのデザインを達 成するためには、まだ人の力が必要です。歯周病のリスクや咬合状態からその影響を読み 取り、清掃性と機能性、予知性を兼ね備えた補綴装置設計の提案をしていく。私たちが補 綴装置の専門家、「臨床歯科技工士」として力を発揮できる場面がそこにあります。
患者の“個性”に対し、どのような補綴アプローチが必要なのか。 どのような形態が清掃しやすく、長期予後が期待できるのか。 咬合機能と歯周病の関係をどのように考慮すべきか。
───これらの問いに応えられる「臨床歯科技工士」は、AI 時代でも決して揺るがない存 在となります。
今こそ、歯周病治療と咬合機能の知識を深め、歯科技工士としての新たな価値を見つける 第一歩を踏み出しませんか? 未来の「臨床歯科技工士」として、あなたの専門性が輝く日がここから始まります。
2025年4月27日(日) 10:00~13:00
2,000円