第4回関東9大学歯周病学講座・JACP関東支部合同研修会
第70回 支部教育研修会

プログラム

午前 症例・研究発表(順不同・敬称略)

「EBMの実践として侵襲性歯周炎患者に“Minimally Invasive” なアプローチを行った一症例」

東京医科歯科大学 水谷 幸嗣

「歯周治療におけるシステマティック・レビューの利用」

日本大学 蓮池 聡

「歯周外科治療前後におけるAST値と臨床パラメーターの変化について」

日本大学松戸歯学部 武井 美佑紀

「咬合性外傷を伴う重度慢性歯周炎に対して歯周外科治療を用いた一症例」

慶応大学口腔外科 井原 雄一郎

「Carrying Knowledge into New fields 〜結合組織、上皮移植を再考する〜」

JACP関東支部 菅野 文雄

「咬合性外傷を伴った歯周炎患者に対し咬合力の分散に努めた一症例」

JACP関東支部 稲垣 伸彦

「前歯部のインプラント周囲炎に対して、インプラント除去及び歯槽提増大術を併用し、ブリッジ補綴にて対応した一症例」

JACP関東支部 増田 勝実

「歯間乳頭を考慮した前歯インプラント単独症例」

JACP関東支部 望月 研司

午後 特別講演

歯周病患者におけるインプラント治療を考える ‐そのメインテナンスとインプラント周囲疾患への対応‐

明海大学歯学部 口腔生物再生医工学講座 歯周病学分野  申 基 教授

口腔インプラント治療が、優れた口腔機能回復法であることがわかっている反面、不適切な治療やインプラント治療後の管理の不備などにより、インプラント治療に起因した苦情や合併症も増加してきている。一方、日本歯周病学会のインプラント治療後に生じた合併症の調査では、インプラント周囲炎が最も多く、全体の19%を占めた。また、インプラント周囲粘膜炎の有病率が、全被験者の約80%、全インプラントの約50%で認められたことが報告されている。これは、成人の歯の喪失原因の多くが歯周病であることを考えると、安全で永続性の高いインプラント治療を行うためには、術前処置としての歯周治療と術後のメインテナンスなど、いわゆる歯周病学的診断や治療の介入が不可欠であることを証明したものといえる。本講演では、歯周病患者に対するインプラント治療の留意事項や生物学的合併症予防のためのメインテナンス法、さらにその治療法などについて解説する。

日時

2015年3月8日(日) AM10:00

場所

日本大学文理学部 百周年記念館 国際会議場
http://www.chs.nihon-u.ac.jp/access/

東京都世田谷区桜上水3-25-40【地図

参加費

正会員・準会員B: 無料

9大学医局員(登録制) :

無料
準会員A・JSP会員: 5,000円
その他: 10,000円

申し込み

氏名
かな
登録勤務先名
会員種別
職種
連絡先電話番号
連絡用メールアドレス
上記のメールアドレス宛に事務局よりご連絡致します。


歯科医師 学会情報へ