東京医科歯科大学 水谷 幸嗣
日本大学 蓮池 聡
日本大学松戸歯学部 武井 美佑紀
慶応大学口腔外科 井原 雄一郎
JACP関東支部 菅野 文雄
JACP関東支部 稲垣 伸彦
JACP関東支部 増田 勝実
JACP関東支部 望月 研司
明海大学歯学部 口腔生物再生医工学講座 歯周病学分野 申 基 教授
口腔インプラント治療が、優れた口腔機能回復法であることがわかっている反面、不適切な治療やインプラント治療後の管理の不備などにより、インプラント治療に起因した苦情や合併症も増加してきている。一方、日本歯周病学会のインプラント治療後に生じた合併症の調査では、インプラント周囲炎が最も多く、全体の19%を占めた。また、インプラント周囲粘膜炎の有病率が、全被験者の約80%、全インプラントの約50%で認められたことが報告されている。これは、成人の歯の喪失原因の多くが歯周病であることを考えると、安全で永続性の高いインプラント治療を行うためには、術前処置としての歯周治療と術後のメインテナンスなど、いわゆる歯周病学的診断や治療の介入が不可欠であることを証明したものといえる。本講演では、歯周病患者に対するインプラント治療の留意事項や生物学的合併症予防のためのメインテナンス法、さらにその治療法などについて解説する。
2015年3月8日(日) AM10:00
日本大学文理学部 百周年記念館 国際会議場
http://www.chs.nihon-u.ac.jp/access/
東京都世田谷区桜上水3-25-40【地図】
正会員・準会員B: | 無料 |
9大学医局員(登録制) : |
無料 |
準会員A・JSP会員: | 5,000円 |
その他: | 10,000円 |